459 : 大将   2026/05/11 21:17:55 ID:8j471i2DL6

「トレーナー!熱中症ネタって知ってますか!」
「熱中症ネタ?」

ある日の練習後、ヴィルトレはチームメンバーに聞かれた

「そう!熱中症ネタ!ゆっくりいえば、『ねぇ、ちゅう、しよう』になるあれ!」
「あー…」

ベタなネタだった。

「で?あなたはトレーナーさんになにを聞きたいのかしら?」
「げっ!サブトレーナー!」
「げっ!じゃありません、あなただけもう1周させましょうか?」

ヴィルシーナが声をかけて注意する。

「ひいいい!こうなったら…もう1周するから教えてください!」
「な…!あなた!教えちゃダメですよ!」

二人の攻防が始まるが
ヴィルトレは

「『ねぇ、ちゅう、しよう』なぁ…昔大学生のシーナが、酔った時にしつこく何回もやってきた事あったなぁ」

しみじみと昔を思い出すヴィルトレ

「それで!どうしたんですか!」

目をキラキラ輝かせ聞くチームメンバーだが

「あぁ、あんまりしつこいから窒息するまでキスした、次は首にキスマークつけると言ったよ?」

そんな事を仏のような笑顔で言うヴィルトレ

「え」
「…………ごめんなさい…もうしません…」

固まるチームメンバーと小声で謝罪するヴィルシーナ

「はい、じゃあもう1周してきな」
「は…はいいいい!」

笑顔のヴィルトレに言われ
チームメンバーは全速力で1周したという。