あっ、ダンナ。
見てたのかい?嫌なとこを見られちまったなあ。
……甘やかしても仕方ねえ。あんくらい強く言わねえと、やる気を出さねえだろ?
ほんとは、何か優しいことを言って、元気づけてやるべきなんだろうが……
え?あたしの気持ちを、あの坊主はきちんと分かってくれてるはずだって?
かーっ、相変わらずダンナは優しいねえ。
それに、あの坊主の足を速くするのを、ダンナも協力してくれるって?
てやんでい!言いだしっぺはあたしなんだから、ダンナが気にする必要はねえよ!
……あたしが背負ってるものは、ダンナも一緒に背負いたいって?
そうだったな……ダンナは、あたしの相棒だもんな……
へへっ、ダンナのおかげで、元気が出てきたぜ。ありがとな!
それじゃ、明日またここに来て、あの坊主が走り込みを始めるかどうか、見てみようぜ!
それで、もし坊主が来ていたら、ダンナのトレーニングメニューで、ビシバシ鍛えてやろうじゃねえか!
相棒として、とことん付き合ってもらうぜ。なあ、ダンナ?